BTSシュガ、ソロアルバム後続曲のMV公開…トラウマと向き合う姿描く

防弾少年団(BTS)のシュガは25日、Hive Labelsの公式YouTubeチャンネルに、活動名「Agust D」で発表したソロアルバム「D-DAY」の収録曲「AMIGDALA(アミグダラ)」のミュージックビデオを公開した。「AMIGDALA」は、「動機、感情、恐怖、不安に対する学習と記憶に重要な役割を果たす、アーモンド状の脳構造の一部である扁桃体」という言葉で、トラウマや思い出したくない記憶について解き明かした曲だ。
ミュージックビデオは、シュガの話で始まる。暗い空間に一人眠った彼は、オートバイに乗る記憶を思い出し、突然の交通事故で目を覚ました。ドアの外に出ようとするシュガが後ろを振り返ると、ソファーに横たわっている本人と直面し、このすべての状況を見守るようなもう一つの自我が登場する。
続いて、交通事故に対する記憶が再びオーバーラップし、目が覚めたシュガは顔に自分で傷をつける。開いたドアに一歩ずつ進むが、ドアは固く閉ざされてしまい、シュガの過去の記憶が再生された。末尾には、記憶の中に存在するもう一つのシュガがトラウマに閉じ込められた空間で彼を救出しようとしたが、開くことのない扉を間に、苦しむ姿で締めくくられる。
ミュージックビデオでは、シュガがその記憶とトラウマに浸食されないように「AMIGDALA」に似たアーモンドを飲み込む場面が途中途中に盛り込まれている。このように「AMIGDALA」のミュージックビデオは、本人のトラウマを取り出して向き合ったシュガの姿と、これを自ら救うという物語を描いている。

▲イメージ出所:Big Hit Music