人気グループ「JYJ」の芸能活動を妨害した韓国の大手エンターテインメント会社のSMエンターテインメント(以下、SM)と大衆文化事業者団体連合である韓国大衆文化芸術産業総連合(以下、文産連)に24日、公正取引委員会の是正命令が下った。
公正取引委員会によると、2009年、SMを相手に「専属契約の効力停止仮処分申請」を提起していたJYJが2010年10月にアルバムをリリース、歌手活動を再開したときに、SMと文産連がJYJの放送渉外及び出演、レコート&音源流通の自制を求める合意内容を公文を通じて放送局、レコート&音源流通会社など計26社の事業者に通知。その後、JYJの活動は比較的にSMの影響力の少ないドラマ、ミュージカル、CM、そしてタイ、中国などの海外活動を中心に行われた。
公正取引委員会はSMに是正命令を下り、JYJの事業活動に対する妨害行為を禁止、また、文産連にはJYJの1stアルバムの流通会社のワーナーミュージック・コリアをはじめ、9社の地上波及びケーブル放送局、11社のレコード流通会社、5社のオンライン音楽サービス会社など計26社に是正命令を受けたことを通知するように命令した。