人気グループ「JYJ」の所属事務所が米無料公演に関わる訴訟で勝訴した。
7日、ソウル高等裁判所民事31部によると、米プロモーターと公演譲渡契約を結んだ某公演企画会社の債権者キム某氏がJYJの所属事務所のC-Jesエンターテインメントを相手に提起した1億2500万ウォンの損害賠償請求訴訟で一審と同様、原告敗訴判決が下された。
裁判所は「公演企画会社がチケット販売代金の支給請求権を譲り受ける際にJYJの所属事務所がこれに同意、または承諾したという点を認めにくい」とし、「アメリカ公演に対する権利を適法に譲渡されたという原告の主張は受け入れられない」と判決。また、JYJの所属事務所が公演企画会社を騙したとは判断できなく、故意または過失で違法行為をしたと認める証拠もないと述べた。
一方原告のキム某氏は、2010年、数回の契約を通じてJYJのアメリカにおけるショーケースの企画権利と義務を取得、公演準備に必要な費用を出したが、JYJのメンバーが就業ビザを取得できず、突然無料公演に変更されたため損害を受けたとし、C-Jesエンターテインメントを提訴していた。