ENHYPEN、叙事詩を見せるスタジアム公演

グループENHYPEN(エンハイフン)が5日午後に繰り広げたワールドツアー「WALK THE LINE」の初公演は、彼らの韓国国内初スタジアム公演にふさわしい規模が注目を集めている。
「吸血鬼」は、残酷さを備えた恐怖の対象であるにもかかわらず、昔から大衆文化領域で感性的なものとして扱われてきた。映画、ミュージカルなどの領域でも同様。不滅に対する欲、エロティックに対する欲情、純粋さに対する欲望などが生み出した愛の情景の苦しみを、ドラマチックな感情線で描くことができるからだ。K-POP界にこのような情緒をもたらしたのが、ENHYPENと言える。
コンサートでは、吸血鬼の話法の叙事詩がさらに目立つ。血が吸われてしまったように純白の肌を持つENHYPENメンバーは、日光をミューズに税金として捧げる。あふれ出る歌や踊りの闇の中で、むしろより輝きを放ってエンジン(ENGENE/公式ファンダム)を誘惑した。それは、単なる異性的な魅惑ではない。「闇の厳しさを突き抜けて常にエンジンを入れたまま、あなたの手を握る」という一種の約束を表現している。

▲イメージ出所:BELIFT LAB