ガールズグループ露出を規制? 放送通信委員会が推進

放送通信審議委員会(以下、放通委)がテレビに出演する未成年者の衣装露出を規制する方案を推進することがわかった。規定が改定されれば放送局がガールズグループの放送衣装に対し、自体規制を強化するとみられ、一部ファンの反発が予想される。

放通委は25日、公式ホームページを通じてテレビに出演する子どもや青少年の露出及び扇情的なシーンを規制する内容が含まれた「放送審議に関する規定一部改定規則案」を立法予告した。改定内容には、「放送は子どもや青少年が肌を過度に露出した服装で出演しないようにする。また過度に扇情的なシーンを演出しないようにする」と明示された。
 
放送審議に対する規定は、放通委がテレビ番組に対し、審議を行うときに基準として適用される。放通委は規定に背く番組に対し、「警告」、「注意」、「該当番組の中止」、「関係者懲戒」などの制裁を決定、軽微な違反だと判断した場合、行政指導制性格の「意見提示」と「勧告」を言い渡すことができる。
 
放通委は昨年8月、未成年の歌手ヒョナ(4minute)の振付けに対する勧告を言い渡した。しかし、ネチズンの間では「表現の自由を侵害する」という批判の声が上がっていた。当時は、ヒョナが未成年者であることを指摘したのではなく、振付けが扇情的過ぎるため、視聴者である青少年が見るのは望ましくないという理由だった。
 
放通委は規制新設の理由について、「社会的弱者である子ども・青少年芸能人の性を商品化することや子ども・青少年芸能人の精神及び人格的情緒を阻害する可能性がある番組が社会問題として指摘されているため、規制を強化することにした」と説明した。
 
放通委は10月初旬まで放送業界及び市民団体などの意見を収斂し、規制改革委員会の審査を経って改定方案を確定する計画だ。
 
▲イメージ出所:キューブエンターテインメント(www.cubeent.co.kr