飲酒運転事故で物議を醸したアイドルグループ「2PM」のニックンに対する捜査が9日に終了、検察に送致されることがわかった。
ソウル江南警察署は、7月24日に飲酒状態で運転し、バイクと接触事故を起こしたニックンを不拘束起訴意見で検察に送致すると、7日明かした。
ニックンは7月31日、被害者のパク氏と円満に合意。2日には所属事務所のJYPエンターテインメントの法務チームの担当者と警察署に出席し、追加調査を受けた。また、被害者のパク氏は動けない状態で警察が病院を訪れて調査を進行、合意書は被害者の家族が警察に提出したという。
警察の関係者は、「ニックンが飲酒事実と自身の過失を全て認め、反省していた」とコメントした。
ニックンは事故以降自粛しており、2PMが8月に日本でリリースする予定だったシングルの発売は暫定延期に、4日に開催された「JYP Nation」には参加しなかった。
一方、ニックンがCMモデルを務める韓国の化粧品ブランド「It's skin」が引き続きニックンをCMモデルに起用することがわかった。これでニックンは来年4月まで同社のモデルとして活動する。
今回の事故で、ニックンはサムスン電子の「GALAXY SⅢ」のオリンピック関連CMから外されたものの、NEPA、コカ・コーラ、ミスターピザなどのモデルとしては依然として活動を続ける。サムスン電子も今回のオリンピックCMのほかには引き続き、同社のモデルに起用すると明かした。
ニックンのCM活動についてネチズンは、「外国人犯罪者に寛大すぎる」、「T-ara事件で関心が薄くなった 」などの反応を見せた。